about caqu

タンデムについて

サキュウの前に、まずは運営するタンデム社を知って下さい。

タンデムの会社概要は画像をクリックして下さい
タンデムの会社概要は画像をクリックして下さい

タンデムは国内生産のOEM会社として2001年に設立されました。

 

OEMとは、例えばあなたが作りたいデザインがあるとします。

でも、あなた自身ではパターン(型紙)も生地も工場も手配できないとすれば、専門家のサポートに頼ることになります。

その専門家がOEM会社で、もの作りに関するあらゆる分野に精通しています。

特に、洗い加工が必須のデニム製品は特別なノウハウが必要で、規模の大小に関わらず、多くのブランドがOEM会社を利用しています。

 

タンデムも世界的なブランドや大手アパレル・商社のOEMを受託し、厳しい品質基準をクリアするもの作り専門の企業です。



サキュウについて

サキュウは、タンデムの高い技術と経験、OEM会社の中間マージンを省いた、価値あるブランドです。

漢字で「砂空」と書くサキュウは、2006年にデビューしました。

洗いを象徴するストーンウォッシュで砕けた「砂」、インディゴブルーの「空」に由来します。

 

デザイナーはタンデム代表のツルマルナオキ。

大手ジーンズメーカーのデザイン部門に11年在籍。

最初の1年は工場に住み込んで、ミシンの修理ができるほどの経験を積みました。

ツルマルはデザインだけでなく、自ら店頭に立ち、パターンメイキングし、工場管理、縫製指導まで行う、もの作りのスペシャリストです。


サキュウのコンセプトは「白ごはん」

私たちがメニュー選びに悩むのは、常に " おかず " です。

でも、同じおかずが2回続くのは嫌なのに、ごはんは何回続いても抵抗ありません。

しかも不思議なことに、お米がおいしいと食事も進みます。

 

ジーンズ本来の役割とは、おいしい白ごはんと同じ。

トップスは2日連続じゃイヤなのに、ジーンズは毎日穿いても抵抗がない。

コーデ(おかず)を選ばないし、いいジーンズはさりげなく全体を引き立ててくれる。

 

私たちが考える本当にいいジーンズとは、おいしい白ごはんのようなもの。

それをOEM会社のタンデムが作れば、生産直売のしっかり手間ひまかけた、おいしいジーンズができあがります。


最初のサキュウ

デビューした2006年当時は、何万円もする派手なインポートジーンズが大ブームでした。

股上が超浅く、美脚美尻のブーツカット、刺繍やビーズがてんこもり。

 

今では考えられないことですが、この頃、5ポケットは店頭から消滅の危機にありました。

それほど、デザイン性の強いセレブなブーツカットは隆盛を極めていたのです。

 

でも、私たちが作りたいのは、白いごはんのような普通の5ポケット。

 

売れ筋には完全に逆行するけれど、職人技を詰め込んだ「本当にいいジーンズ」を作りたい、わかる人だけ買ってくれればいいという思いで、ヴィンテージをベースにした、たった2アイテムからスタートしました。


最初に目をつけたのは、モデルやスタイリスト

スタート当初は、案の定 鳴かず飛ばずでしたが、最初に目をつけてくれたのは、雑誌LEEのスタイリストでした。

 

無数のジーンズを見てきた彼女を魅了したのは、見た目はヴィンテージそのものなのに、ヴィンテージにはない女性的で美しいシルエット。

デザイン性の強い油っこい料理ばかりで食傷気味だったところに、さらっとお茶漬けが出てきたような感じだったのかもしれません。(笑)

 

彼女が個人買いしてくれたそれを穿いて撮影現場に行った途端、モデルさん達に「それどこの?」と、次々にモデルさん達が購入してくれ、それが口コミで編集部にまで拡がったのです。

 

そして、2008年1月号のLEEに特集して頂いた途端、サキュウが全国区になるきっかけを作ってくれました。

 

あれから10余年が経った現在は5ポケットばかりになり、ヴィンテージがコンセプトのレディスジーンズもすいぶん増えたり、デニム市場は一変しました。

 

現在のサキュウはヴィンテージ以外のアイテムが拡がって少しわかりにくいですが、根底に流れるのは変わらず、「本当にいいジーンズを作る」こと。

 

アフリカに小学校を作るジーンズ、震災で親を失った子供たちの学費になるジーンズ、りんごと同じ重さのジーンズ、ヒップが小さく見えるジーンズなど。

 

これからも、この先も、本当にいいジーンズを追求し続けてゆきます。



私たちは農家です。

工業製品といえども、もの作りとは農業と同じ。

私たちは、ジーンズという作物を栽培するファーマー(農家)です。

農家が土作りからこだわるように、工場に通い、毎日コンタクトし、生産ラインに流し、品質を維持管理して、収穫します。

私たちが購入して工場に投入したミシンや機材はすでに50台を超えるほどで、普通のブランドではあり得ないレベルで、工場さんと二人三脚でもの作りを行っています。

 

私たちは農家ですから、スーパーマーケットのように小物や靴まで揃えたフルアイテムのブランドではありません。

 

私たちは、サキュウをおいしい料理とサービスと空間をお客様に提供してくれる一流のシェフがいるお店だけに、手塩にかけて育てたサキュウという食材を卸しています。


ジーンズ作りは特殊技能

焼いた後で300gにするのが、ジーンズ作り

「300gステーキ」とは、焼く前の重さでしょうか? 焼いた後でしょうか?

 

正解は「焼く前」です。

焼くと縮んで、脂が溶けて軽くなるのは誰でも知っていますし、それに文句を言う人はいません。

もし焼いた後で300gに揃えようとしても、それぞれ肉質が違うし、焼き方でも差が出ますから、全てのステーキの同じ焼き目・大きさ・重さには揃えられません。

 

では、「ジーンズの股下75cm」は焼く(洗う)前? (洗った)後?

これは、ステーキとは逆に「焼いた後」です。

コットンも農作物なので品質は一定ではないし、生地ごとに縮みも異なり、縫えは伸び、洗えば縮みます。

焼き方(洗い加工)もレア(ワンウォッシュ)〜ウェルダム(ヘビーユーズド)まで多種多様。

 

にも関わらず、ちゃんと表記通りになっているジーンズってすごいと思いませんか?

寸法ひとつとってもこうですから、ジーンズ作りはあらゆる局面で専門知識が必要なのです。